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富山県は、令和2年度「災害時外国人支援ボランティア研修」として、『やさしい日本語』『多言語翻訳』の研修をそれぞれ開催する。
富山県の見解によると、大規模災害が起きたとき、言語の違いによる情報不足や文化・慣習の違い、災害経験の少なさなどから、外国人住民に対して特別な対応が必要となるとしている。そのため富山県と (公財)とやま国際センターでは、災害時における外国人支援の要として活躍できる人材の育成を目的として、研修を実施することを決定した。
『やさしい日本語研修』は、とやま国際センター 研修室で10月10日に開催される。当日は、災害時におけるやさしい日本語での情報提供についての研修が行われる。定員は20名で、参加費は無料となる。対象者は、災害時の外国人支援に関心のある人となり、外国人も参加可能となっている。やさしい日本語とは、外国人をはじめ、だれにでも伝わる、わかりやすい日本語のことであり、東日本大震災や熊本地震でも情報提供の際に使用されたとしている。
『多言語翻訳研修』は、インテックビル(タワー111)4階 スカイギャラリーで10月31日に開催される。当日は、災害時における外国人支援に関する情報の通訳、翻訳(英語、中国語、ポルトガル語)についての研修が行われる。定員は20名で、参加費は無料となる。対象者は、災害時の外国人支援に関心のある人、日本語のほか外国語で日常会話程度の語学力のある人となり、外国人も参加可能となっている。