愛知県は高卒資格取得や外国人向け日本語学習を支援、多文化共生

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愛知県は、2020年度「若者・外国人未来応援事業」を実施することを発表した。

愛知県の見解によると、高卒資格を取得していないことは、就職やキャリアアップにおいて不利となり、将来的な貧困の連鎖を生む要因ともなっているとしている。その一方で、義務教育段階では、放課後子ども教室や地域未来塾などを始めとする支援体制があるものの、義務教育修了後の学び直しのための支援は十分ではないとしている。また、一部の地域においては、日本語習得が十分でないため希望の進路実現が困難となっている外国人もいるとしている。そのため、高校中退者などを対象とした高卒認定試験合格のための学習支援及び相談・助言を行う「若者・外国人未来塾」が無料で実施されることとなった。

無料の学習支援・相談支援事業の対象となる者は、『中学校卒業後の進路未定者、高校中退者』などとなる。実施する内容は、『高卒認定試験合格などに向けた学習支援及び福祉、保健、労働、多文化共生などの関係機関などと連携した相談・助言』『外国人を対象とした日本語学習支援』となる。

『高卒認定試験合格などに向けた学習支援及び福祉、保健、労働、多文化共生などの関係機関などと連携した相談・助言』は、名古屋・豊橋・豊田・半田・春日井・一宮・蒲郡の地域で実施される。これらの事業は、NPO法人あいち・子どもNPOセンター、NPO法人いまから、公益財団法人豊田市文化振興財団、NPO法人ICDS、NPO法人ワーカーズコープ、NPO法人あいち・子どもNPOセンター、NPO法人青少年自立援助センター北斗寮、にそれぞれ業務委託されている。

『外国人を対象とした日本語学習支援』は、名古屋・豊橋・豊田の地域で実施される。これらの事業は、NPO法人あいち・子どもNPOセンター、NPO法人いまから、公益財団法人豊田市文化振興財団にそれぞれ業務委託されている。

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