武藤経産相がベトナム副首相と会談、岸田元首相の肝いり20兆円利権AZECも議題

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画像提供:首相官邸
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経済産業省は、武藤大臣がベトナム社会主義共和国のグエン副首相と5月29日に会談を実施したことを発表した。

会談では、4月に行実施された日越首脳会談での議論を踏まえつつ、日ベトナム間の経済関係の強化に向けて、ベトナムにおける産業の高度化、デジタル分野での協力、AZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)の下でのエネルギー分野の協力について意見を交わすともに、現下の国際経済環境への対応についても意見交換を実施した。

なお、AZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)は、豪州、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、日本、ラオス、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの11つの国が参加し、域内のカーボンニュートラル/ネット・ゼロ排出に向けた協力のための枠組みです。この枠組みは、岸田元首相が在任中から構築を進めていた枠組みでもあり、AZEC議連の最高顧問には岸田氏が就任している。また、AZECに関連するGX推進法では、脱炭素へ官民で150兆円を投資する目標を掲げ、日本政府から20兆円規模の投資を行うこととなっており、この枠組みを運営するための外郭団体も設立されていることから、いわゆる20兆円利権が構築される見込みとなっている。

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