静岡県はムスリム向けの情報発信を支援

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静岡県は、ムスリム向け情報発信サイト「ハラール・ポータル」に掲載されている店舗の数が100店舗となったことを発表した。

静岡県では、マレーシアやインドネシアなどのイスラム教徒(ムスリム)の外国人観光客の受け入れ体制の整備を支援している。この取り組みの一つとして、ムスリム向け情報発信サイト「ハラール・ポータル」が、平成30年10月29日に食の都ウェブサイト「静岡おいしいナビ!」内に開設されていた。

開設された「ハラール・ポータル」では、ムスリム対応可能な飲食店、礼拝施設、観光施設、ハラール食材取扱店舗の情報と、各店舗の対応状況(ハラールポイント)がアイコンで表示されており、対応言語は、日本語・英語・インドネシア語・アラビア語の4か国語となっている。このWEBサイトの掲載店舗が、令和2年4月8日に100件に到達した。静岡県では、引き続き3月に作成した飲食店など80店舗や県内礼拝施設等を紹介したムスリム向け英語版ガイドブックを活用し、「食の都」の内なる国際化を推進していく方針である。

なお、ムスリム向け英語版ガイドブックは、令和2年3月に作成されている。ガイドブックの内容は、ハラール・ポータル掲載の飲食店、食品取扱事業者80店舗を県内礼拝施設、観光地の情報とともに紹介されている。発行部数は冊子が2万部となり、WEB版も用意されている。冊子が配布された先は、県内市町、観光協会、旅行会社、海外(県東南アジア事務所)などとなる。

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