海自はアジア太平洋諸国の海軍と人的交流

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海上自衛隊の海上幕僚監部は、第23回アジア太平洋諸国海軍大学セミナーを、2月24日から3月2日にかけて海上自衛隊幹部学校などで開催することを発表した。

第23回アジア太平洋諸国海軍大学セミナーが開催される目的は『アジア太平洋諸国の海軍大学教官等との研究会を通じ、学校教育及び学校研究の資を得る』『セミナー参加者との意見交換及び部隊等の研修を行い、相互理解を深めるとともに、セミナー参加国と海上自衛隊の防衛交流及び相互理解の推進に寄与する』となる。

今回のセミナーの主題は「自由で開かれたインド太平洋における海洋安全保障と海軍間の協働の強化」、副題は「自由で開かれた海洋秩序の維持に資する海軍の役割」「人道支援/災害救援としての輸送における海軍間の協力」「海軍における軍事史の効果的な活用について」「海洋における治安対策(海賊対処、海上テロ対策)の強化推進のための海軍間の協力」となる。予定しているスケジュールは、2月24日にオリエンテーション及びブリーフィング、学校長主催レセプション、25日にブリーフィング、オープニングセッション、基調講演、研究会、26日に研究会、27日に研究会、総合討議、クロージングセッション、28日に部隊等研修(横須賀地区)、29日から3月2日に甲府・河口湖・箱根・小田原で文化研修となる。

パネリストとして参加する予定の者は、ASEAN地域のシンガポール、タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、ブルネイ・ダルサラーム、フィリピンと、カナダ、チリ、フランス、インド、ニュージーランド、ロシア、アメリカ、オーストラリアの海軍大学教官などとなる。その他の参加予定者は、各国海軍大学の大佐クラスの教官・研究者又は海軍政策立案などに従事する海軍軍人、一般財団法人アジア・パシフィック・イニシアティブ研究主幹、国際日本文化研究センター名誉教授兼防衛大学校名誉教授、笹川平和財団主任研究員、政策研究大学院大学連携教授となる。

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