ASEAN各国はコロナウイルス対策で入国禁止や帰国等を実施

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中国の武漢で発生した新型のコロナウイルスの感染者は世界各地で確認されているが、ASEAN地域においてはシンガポール・マレーシア・ベトナム・カンボジアなどで感染者が確認されており、各国政府は湖北省の住民などの入国を禁止する、国内で感染が確認された人と行動をともにしていた人を帰国させるなどの対策を講じている。

アメリカのメリーランド州ボルチモアに本部を置くジョンズ・ホプキンス大学が、WHOや中国政府機関などから収集したデータをもとに感染者をまとめた結果によると、29日時点で確認された感染者の数は、タイでは14人、香港では8人、台湾では8人、日本では7人、マカオでは7人、シンガポールでは7人、オーストラリアでは5人、アメリカでは5人、フランスでは4人、ドイツは4人、マレーシアでは4人、韓国では4人、カナダでは2人、ベトナムでは2人、カンボジアでは1人、ネパールでは1人、スリランカでは1人、という状況になっている。

シンガポール政府では、現地の大手メディアがコロナウイルスに関する誤った情報を報じたことを受けて、今後はメディアなどが誤った情報が拡散することなどを防ぐために、偽ニュース(フェイクニュース)・情報操作対策法を適用することを発表している。また、コロナウイルスの感染が拡大している湖北省の住民などを対象とした、入国禁止を行うことも決定している。

マレーシア政府では、湖北省の住民などを対象として、観光やビジネスや留学などの目的でマレーシアを訪問する際に必要となるビザ申請の受付や発給を停止すると発表している。また、国内で感染が確認された人と行動をともにしていた人を中国に帰国させるなどの措置も行っている。

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