公益財団法人イオン環境財団は、アジア10か国の大学生がフィールドワークを通じて持続可能な平和構築について学ぶことなどを目的として、第8回「アジア学生交流環境フォーラム(ASEP)」を8月1日からより6日間にわたってカンボジアで開催することを発表した。
イオン環境財団では、事業活動のひとつに環境教育があり、将来的にはグローバルなステージで活躍する環境分野の人材育成はとても重要であると位置付けている。そのため「アジア学生交流環境フォーラム(ASEP)」を2012年からスタートさせていた。
第8回目となる今回は、フィリピン大学を新たに迎えて、アジア10カ国10大学80名の大学生が「持続可能な平和構築」というテーマのもと、カンボジアのプノンペンとシェムリアップでフィールドワークが行われることとなった。今回のフォーラムは、従来と同様に公益財団法人イオン環境財団が主催し、カンボジア王立プノンペン大学、早稲田大学、上智大学、一般社団法人リモート・センシング技術センターが協力し、在カンボジア日本国大使館、毎日新聞社、中国青年報、朝鮮日報社、トイチェ社、コンパス紙、ラスメイカンプチア新聞が後援する。参加する学校は、カンボジアの王立プノンペン大学、中国の清華大学、インドネシアのインドネシア大学、ミャンマーのヤンゴン経済大学、フィリピンのフィリピン大学、マレーシアのマラヤ大学、タイのチュラロンコン大学、ベトナムのベトナム国家大学ハノイ校、韓国の高麗大学校、日本の早稲田大学となる。
予定している主なプログラムは、8月2日にカンボジア王立プノンペン大学で開講式、イオンカンボジア視察、3日にアンコールワット遺跡・周辺森林視察、4日にバンテアイクデイ植樹、イオン・シハヌーク博物館視察、5日にイオンマンゴースクール視察、6日に成果発表・閉講式、を予定している。