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愛知県では、農林水産物のインバウンド需要拡大に向けて、インドネシア・フィリピン・ベトナム等の人を対象としたモニターツアーを2月2日に実施する事を発表した。
近年では日本を訪れる外国人旅行者が増加しており、旅行の目的としてショッピングや日本食を食べることに高い関心が寄せられている。日本の農産物に関しては、購入し食べたりするだけでなく、収穫などの農業体験や収穫したものを自国へ持ち帰るお土産としての需要も高まってきてる。この背景を考慮し愛知県では、インバウンド需要をさらに喚起するため、愛知県内在住の外国人の方を対象として、収穫などの農業体験や県産農林水産物等が購入・飲食できる店等を巡り、参加者から海外に向けてSNS等で情報発信して貰うためのバスツアーを開催している。今回は、今年度2回目となるバスツアーが開催される事となった。
今回のツアーに参加するのは、県内在住の外国人親子6組12人となる。国別の内訳は、インドネシア4人、中国2人、フィリピン2人、ベトナム2人、ブラジル2人となる。予定しているスケジュールは、碧南中央駅に集合してからバスで移動する。その後は、体験農園「あおいパーク(碧南市)」でにんじん(へきなん美人)とミニトマトの収穫体験、にんじん生搾りジュースの試飲を行う。農家レストラン「サンセットウォーカーヒル(常滑市)」で昼食をとり、ワイナリーを見学する。観光農園「オレゴンファーム(常滑市)」でいちご狩りを行い、碧南中央駅に戻って終了となる。