自衛隊はASEANと人道支援・災害救援分野で防衛交流

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画像提供:防衛省・自衛隊(昨年に実施されたプログラムの様子)
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防衛省・自衛隊は、「HA/DR(人道支援/災害救援)に関する第2回日ASEAN招へいプログラム」を1月28日から2月1日にかけて実施する事を発表した。

日本政府では「自由で開かれたインド太平洋」を実現するために、2016年11月にラオスのビエンチャンで開催された第2回日ASEAN防衛担当大臣会合の際に、稲田防衛大臣(当時)が日本独自のイニシアティブとして日ASEAN防衛協力の指針「ビエンチャン・ビジョン」を示していた。このビジョンはアセアン側からも歓迎されたため、その後は日本とアセアン間でこのビジョン等に基づいた協力を進めており、今回は新たな招へいプログラムが開催される事となった。

今回の取組は、大規模災害発生時の多国間協力に関するセミナーと机上訓練と関係自衛隊部隊視察等が実施される予定である。招聘されるのは、ASEANの全加盟国とASEAN事務局の佐官級となる、セミナー等が実施される場所は防衛省と相馬原駐屯地等となる。

防衛省・自衛隊としては、このセミナーと訓練等を通じてASEAN地域の災害対処能力の向上と相互理解・人的ネットワーク構築の促進を図り、ASEAN地域の安定に寄与することを目的としている。

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