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日本の国土交通省は、「APEC 質の高いインフラ・ハイレベル会議」を東京都のグランドプリンスホテル新高輪で10月17日に開催する事を発表した。
日本政府では、途上国支援と日本企業の成長を兼ねて『質の高いインフラ投資』を外務省・経済産業省・財務省・国土交通省等が日本の民間企業と連携の元で推し進めている。この活動の一環として、日本の質の高いインフラ投資の理解の醸成や国際的スタンダード化の推進を図るため、APECと共催で、APEC加盟国のインフラ担当省庁幹部による「APEC質の高いインフラ・ハイレベル会議」を、日本で初めて開催される事となった。
今回の会議には、日本政府からは総理補佐官や国土交通審議官等が参加し、APEC加盟国・地域からはインフラ担当省庁幹部等が参加する予定である。また、日本企業6社、在京APEC加盟国大使館、経済協力開発機構(OECD)、アジア開発銀行(ADB)等も参加し、合計で70人が参加する見込みである。
会議では、内閣総理大臣補佐官が開会挨拶を実施した後に、日本の国土交通省、ベトナムの建設省、海外交通・都市開発事業支援機構が基調講演を実施し、その後にプレゼンと討議セッションが開催される。官民対話セッションも開催され、海外建設協会・三菱地所・積水化学工業・日本橋梁建設協会・日本埋立浚渫協会・日本空港ビルディング・日立製作所が参加する予定である。また、隣室では日本の優れた最新インフラ技術の紹介、海外展開の促進に向けた企業展示会も行われる。翌日の18日には、会議参加者を対象としたインフラ視察が開催され、東京スカイツリー・コマツIoTセンター・Panasonicセンター東京等を訪問する予定である。