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日本政府では、ASEAN地域の海上法執行能力の向上を支援するために、各国職員を日本に招聘し研修を実施しているが、この研修に参加する人達を歓迎するレセプションが2日に開催された。
この支援は、「海賊等対策に係る海上法執行能力向上研修」として、ASEAN10か国(タイ・ベトナム・ラオス・ブルネイ・インドネシア・フィリピン・カンボジア・シンガポール・マレーシア・ミャンマー)のすべての国の海上法執行機関職員等が参加している。研修が実施される期間は、シンガポールで9月26日から30日、日本では9月30日から10月7日までとなり、海上保安庁・防衛省・アジア海賊対策協定(ReCAAP)情報共有センター等が協力している。
歓迎レセプションでは佐藤副大臣から、ASEAN設立50周年のタイミングでこの研修を実施出来る事は喜ばしい事であり、東南アジアの重要な海上交通路の安全を確保することは国際社会全体の平和と繁栄の礎となるものであり、日本は今後も主導的な役割を果たしていくとの方針が述べられた。参加者達からは、日本のイニシアティブに感謝し、この研修は非常に有意義であるとの意見が述べられた。