自衛隊がアメリカ主催の西太平洋掃海訓練に参加

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画像:海上自衛隊の活動報告ページより(第6回西太平洋掃海訓練)
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海上自衛隊の海上幕僚監部は、アメリカ政府の主催によりグアム島周辺海域で開催される「第7回西太平洋掃海訓練」に6月5日から16日の日程で参加する事を発表した。

太平洋沿岸諸国では、国際的な海洋問題を話し合い各国海軍の間における協力関係を強化する事を目指した「西太平洋海軍シンポジウム」を発足させていた。このシンポジウム内において、多国間の掃海訓練を実施する事に合意したために、主催国を各国が持ちまわる形で定期的に西太平洋掃海訓練が開催されている。前回の第6回西太平洋掃海訓練(WPMCMEX 2015)は、シンガポール海軍とインドネシア海軍が主催していた。

今年の開催は米国主催により実施される。海上自衛隊から派遣される人員は、水中処分員の4人と訓練統制要員の1人の合計5人となる。派遣された人員達は、潜水訓練などを実施する予定である。

海上自衛隊は今回の参加に関して、派遣される要員の潜水に関する技量の向上を図るとともに、参加国との相互理解の増進及び信頼関係の強化を図っていく方針である事を明らかにしている。

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