日本はマレーシアとタイとの間で通貨スワップ締結

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画像提供:財務省(ASEAN+3財務大臣・中央銀行総裁会議の様子)
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日本の財務省は、マレーシア中央銀行との間で通貨スワップ取極の締結に係る基本合意に達し、タイ中央銀行との間でも二国間通貨スワップ取極を締結した事を発表した。

マレーシア中央銀行との間では、発動上限額が30億米ドルとなる二国間通貨スワップ取極を締結する事に合意する基本合意を実施した。この基本合意に基づき、両国の当局は、それぞれの国内の承認手続きを完了させるための行動を実施している。この取極は双方向の交換を特徴としており、両国は要請があった際には通貨スワップを通じて米ドルを供給し合う事となる。日本とマレーシアの当局は両国の金融協力を強化していき、金融市場の安定化のみならずに、両国間の経済・貿易関係を一層発展させていく。

タイ中央銀行との間では、第4次二国間通貨スワップ取極を締結した。この取極により両国の当局は、それぞれの自国通貨(タイのバーツ:日本の円)を米ドルに交換することが可能となり、交換上限額は30億米ドルとなる。両国の当局は二国間の金融協力を強化することにより、両国の金融市場の更なる安定化を図っていく。

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