神奈川県はムスリム観光客の受け入れ体制を整備

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神奈川県は、ムスリム観光客の受け入れ体制整備の一環として、英語版の「ムスリムフレンドリー・レストラン・ガイドブック神奈川(MUSLIM FRIENDLY RESTAURANT GUIDEBOOK KANAGAWA)」の改訂増補版を慶應義塾大学SFC研究所と共同制作した事を発表した。

日本政府では、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、外国人観光客の受け入れを積極的に進めており、アセアン地域内のマレーシア・インドネシアなどのイスラム教徒(ムスリム)が多い国からも観光客が増加している。しかしながらイスラム教徒の人達は豚肉などを食べる事が禁じられているため、イスラム教徒の人達からは自分達が食べても問題がないレストランを分かりやすく紹介して欲しい旨の要望の声が挙がっていた。

そのため神奈川県は、昨年の7月に慶應義塾大学SFC研究所イスラーム研究・ラボと共同で、神奈川県内でハラール認証取得の有無に拘らずにムスリムのお客様を歓迎しおもてなしを準備しているレストランの26店舗を英語で紹介するガイドブックを作成していた。

このガイドブックの掲載店舗数を9店舗増加させた改訂増補版を作成したため、新たに横浜駅観光案内所・羽田空港などの県内の観光案内所での配布を開始した。

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