
アセアン各国では経済発展により工業化が進み、伝統的に使用していた工芸品および衣服などが、安価に大量生産可能な海外の製品に取って代わられている。各国では伝統工芸品の復興を支援しているが、コストの面から勝てない事もあり衰退の一途をたどっている。これらの伝統工芸品の支援も兼ねて、グッドデザイン賞の制度を運営・認定している日本デザイン振興会は、海外事業連携の一環としてアセアンなどのタイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、シンガポール、ミャンマー、インドから伝統工芸品などの合計57件をグッドデザイン賞に認定したことを発表している。 続きを読む