双日と国分がベトナムの4温度帯物流事業に参入

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画像提供:双日株式会社
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日本の総合商社である双日株式会社と、酒・食品などの卸売会社・専門商社でありK&Kの登録商標で知られる国分グループ本社株式会社は、ベトナム現地物流企業「ニュー・ランド(New Land Co. Ltd.)」と共同でベトナムに現地法人を設立しベトナムにおける4温度帯物流事業に参入する事を発表した。

双日は、ベトナム戦争後に日本を含む西側諸国の企業としては初めてとなる駐在員事務所をベトナムに開設しており、ベトナムにおける幅広い分野における豊富なビジネス経験を有しており、近年ではベトナムにおける食のバリューチェーン構築を進めている段階であった。国分は、東南アジアなどでのコールドチェーン物流を展開しており、ベトナムにおいてもコールドチェーン物流の構築を目指していた。そのため両社は、ベトナムにおける食のバリューチェーンを拡充する事等を目的として、ベトナム現地に合弁会社を設立する事を決定した。

3社が共同で設立する企業は「ニュー・ランド・ベトナム・ジャパン(New Land Vietnam Japan Joint Stock Company:NLVJ)」となり、出資比率はニュー・ランド社が51%、双日が29%、国分が20%となる。このNLVJでは、4温度帯(常温・定温・冷蔵・冷凍)に対応する物流センターとトラック等の設備を自社保有している。そのため、食品の保管から店舗への配送までの一貫した温度管理が可能となるコールドチェーン物流サービスを提供する事が可能であり、NLVJ は10年後に売上高10億円を目指している。

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