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ベトナム政府は、フランスのフランソワ・オランド大統領が9月5日から7日の日程でベトナムに公式訪問を行う事を発表した。
ベトナム政府の発表によると、ベトナムとフランスの外交関係は1973年に樹立した後に順調に発展しており、2014年には戦略的パートナーにまで発展することとなった。この40年の間は、ベトナムにとってフランスはヨーロッパの中で最も重要な国のひとつであったとしている。フランス大統領がベトナムに訪問することは約12年ぶりとなる事からも、今回のフランス大統領訪問を通じて、両国関係を発展させる方針であると表明している。
訪問するオランド大統領は、ベトナム政府高官との会談が予定されている。会談では、農業・工業・健康・法律・科学技術・気候変動対策などにおける協力が議論される。フランスからの投資促進や貿易促進に関しても議論が行われる予定。また、国際情勢や地域の安全保障に関しても話し合いが行われる。南シナ海問題が議論されるかは不明であるが、現地メディアの報道によると、ベトナム政府からフランス政府に対しては中国政府の主権を否定した仲裁裁判所の判決を支持するように要請するとみられている。