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ベトナム政府は、韓国政府とUNウィメンなどがベトナムで干ばつの影響を受けて貧困に陥っている女性と子供達の衛生状況を改善するための支援を実施する事を発表した。
ベトナムでは気候変動の影響もあり、ベトナム中央高地とメコンデルタ地方において深刻な干ばつなどが発生している。この影響により52万人の子供を含む200万人の衛生状況が悪化し貧困に陥っていた。そのためベトナム政府では、国際社会に支援を要請していた。
韓国政府と共同で支援を実施するUNウィメン(United Nations Entity for Gender Equality and the Empowerment of Women)とは、女性の地位向上を目的として2010年に設立された国連の新組織である。両者らは共同で支援を行う。韓国政府は気候変動により干ばつを受けた状況を改善するためのノウハウを有しているため、このノウハウを提供するとともに、持続可能な政策を提供していく。UNウィメンは、国連中央緊急対応基金(Central Emergency Response Fund: CERF)から提供された40万ドルを使用し、女性や女児の衛生状況を改善するための衛生製品やシャンプーなどを購入する。
ベトナム政府は今回の支援に感謝するとともに、干ばつ対策に関連する支援には世界各国から約4850万ドルの支援が集まっている事を明らかにしている。