オバマ大統領がベトナムの最高責任者と会談、戦争の遺恨は無しと

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画像提供:ベトナム政府(オバマ大統領とチョン書記長との会談の様子)
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ベトナム政府は、アメリカのオバマ大統領がベトナムの最高責任者であるグエン・フー・チョン書記長と、NO.2であるチャン・ダイ・クアン国家主席、No.3であるグエン・スアン・フック首相と会談を実施した事を発表した。

ベトナム政府の発表によると、オバマ大統領はベトナム政府に対して、武器禁輸措置の全面解除の決定、ベトナム戦争の際の不発弾の除去・残存している枯葉剤の除去などに関する様々な支援を実施する事を約束した。南シナ海問題に関しては、両国は共同して対応していく事で同意した。

ベトナム政府側も、過去にベトナム戦争で対立したアメリカ政府への遺恨はもう既に無いとして、ベトナム戦争で発生した負の遺産を解消させようとするアメリカ政府の姿勢を全面的に認め称賛している。また、オバマ大統領が東南アジアの国々に対して訪問し国交を深めている姿勢は、称賛されるべきものであるとしている。

チャン・ダイ・クアン国家主席との会談の後に実施した記者会見においてオバマ大統領は「アメリカ政府は、長い間にわたりベトナム政府に対して実施していた武器禁輸措置を全面的に解除する事を決定しました。この解除により、ベトナム政府は防衛装備品を自由に手にすることが可能となりました。アメリカ政府は、今後もベトナム政府との関係改善を積極的に進めていきます。」と語った。

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