オバマ大統領がベトナムに到着、南シナ海問題・TPPを議論

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画像提供:ベトナム政府(昨年に実施したアメリカ・ベトナム首脳会談の様子)
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アメリカのオバマ大統領が22日にベトナムに到着した事を、アメリカ政府は発表した。

オバマ大統領がベトナムに訪問するのは今回が初めての事となる。オバマ大統領は22日から25日の日程でベトナムに滞在し、ベトナムのハノイで最高責任者であるグエン・フー・チョン書記長や、No.2となるチャン・ダイ・クアン国家主席などとの会談を行う。会談においては、政治・経済・軍事などの様々な分野に関して話し合いが行われるが、中国政府が南シナ海で実効支配を進めている動きに対しての共同対抗策についても話し合われる。この対抗策のひとつとして、アメリカ政府からベトナム政府への軍事支援の一環として武器輸出規制の解除も行われる可能性もある。経済面の交流では、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)や個別の経済支援に関する話し合いが行われる。また、ベトナム戦争で発生した負の遺産を取り除くために、不発弾除去をアメリカ政府が全面的に支援する事も発表される予定。ベトナム政府も、アメリカ政府からの支援を受けるために、アメリカ政府が要求している表現の自由などの人権分野における要求を一部は受け入れる方針である。

オバマ大統領は、25日にベトナムを出発し、25日の夜には日本に到着する予定。

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