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防衛省・自衛隊は、ベトナムへの資材運搬車の譲渡にともない、操縦・整備に関する教育を実施することを発表した。
防衛省によると、日本とベトナムとの間では、ハイレベル交流、防衛装備・技術協力、能力構築支援や教育交流が進んでおり、日ベトナム防衛装備品・技術移転協定に基づく初の防衛装備品の移転案件として、2024年7月に中古資材運搬車の譲渡に係る細目取極及び防衛当局間取決めに署名し、8月の日ベトナム防衛相会談においては、両大臣は歓迎するとともに、引き続き防衛装備・技術協力の分野において協力を推進していくことで一致していた。
今回は、これらの取極などに基づく中古資材運搬車の譲渡に際し、当該車両をベトナムにおいて的確に運用するために、必要となる操縦及び整備に関する教育を実施することとなった。この取り組みでは、ベトナム軍関係者を日本に9月17日から10月24日にかけて招へいし、茨城県の陸上自衛隊施設学校及び製造会社において教育する。