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日本の総合商社である丸紅株式会社は、100%子会社であるMarubeni Green Power Vietnam Co., LtdがベトナムのVinESと、ベトナムにおける蓄電池事業実施に向けたプロジェクトの共同開発に係わる覚書を締結したことを発表した。
このプロジェクトは、VinESの親会社でベトナムのコングロマリットであるVingroup Joint Stock Company(ビングループ)傘下の事業者向けに、VinESが生産する蓄電池導入の事業性の検証・確立、更に蓄電池を活用した脱炭素実現に向けた様々なソリューションを検証するものとなる。このプロジェクトを通じて、Vingroupと戦略的パートナーシップの強化を図るとともに、ベトナム政府の掲げる2050年までの温室効果ガス排出量実質ゼロの達成、およびベトナム国外も含めた脱炭素化社会の実現に貢献していく方針である。
丸紅では、商業・産業需要家の工場や倉庫の屋根に太陽光発電システムを設置・所有・運転し、需要家の初期投資を必要とせず、再生可能エネルギー由来の電力を供給する事業をベトナム、メキシコ合衆国、タイ王国、フィリピン共和国および日本で展開している。