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ベトナム政府は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領とベトナムのグエン・スアン・フック首相が会談を実施したことを発表した。
ベトナムのグエン・スアン・フック首相は、5月20日から23日までの日程でロシアを公式訪問しており、この訪問中にプーチン大統領・メドベージェフ首相・下院議長などと会談を実施した。
プーチン大統領との会談では、ベトナムとロシアの関係は、二国間における貿易が拡大しており、今後も政治・経済などの面での協力を拡大させていくことで合意した。両国は信頼のおける防衛・安全保障上のパートナーであることを確認し、両国はこの分野における相互利益のための協力を進めていくことにも合意した。また両者は、いわゆる南シナ海問題などの紛争に関しては、平和的な対応で解決していくべきとの認識を確認した。
メドベージェフ首相との会談では、両国は経済・教育・文化・観光・核エネルギーなどの分野の協力を進めていくことに合意するとともに、エネルギー分野における協力は両国にとっての重要な協力であるという認識のもとで、両国の企業が協力して石油ガスの探査・開発を行うことで合意した。