神奈川県は県内企業のベトナム進出支援とベトナム企業の神奈川進出を支援

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神奈川県は、ベトナムのICT企業が神奈川県が実施している県内への進出支援サービスを利用して日本法人を設立して本格的に営業を開始し、神奈川県内の4企業が「神奈川インダストリアルパーク事業」を活用しベトナムで事業を開始した事を発表した。

神奈川県では、企業誘致施策「セレクト神奈川100」の一環として、外国企業の県内立地を支援するワンストップサービスを提供している。このサービスを利用してベトナムの首都ハノイに本社を構えるICT企業『RELIPA CO., LTD』が、日本法人『株式会社レリパ』を昨年の8月20日付けで設立しており、本格的な営業を開始した。『株式会社レリパ』では、ソフトウェア開発・ITサービス等のWEBシステム開発、ゲーム・アプリ開発、AI共同開発を手掛ける予定である。今回の進出では、神奈川県は横浜市と日本貿易振興機構(ジェトロ)と連携して、県内の投資環境情報の提供と無料スタートアップオフィスや外資系企業向けレンタルオフィスの貸付や外国企業立上げ支援補助金の交付などの各種サポートを実施した。

神奈川県が実施している県内中小企業の海外での生産拠点設置を支援する「神奈川インダストリアルパーク事業」を活用して事業を開始したのは4社である。複写機・レーザービームプリンター・医療機器・放送機器・マイクログラフィックス・ファクシミリ等の電子部品の設計及び組立を手掛ける「タカネ電機株式会社」、プリント基板製造設備等の製造・販売及び輸出入業務を手掛ける「株式会社ファシリティ」、OA機器関連商品の設計・製造・販売を手掛ける「株式会社セーコウ」、精密プレス金型部品加工等を手掛ける「株式会社リード技研」となる。

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