国際協力銀行は日系企業のベトナム展開を支援、衣料品の縫製加工業

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日本政府の国際金融に特化した政策金融機関であるJBIC(株式会社国際協力銀行)は、日本の株式会社桜井のベトナム展開を支援するため、株式会社伊予銀行との協調融資を実施する事を発表した。

愛媛県に本社を置く株式会社桜井では、衣料品の縫製加工技術に強みを持つ中小企業であり、大手日系衣料品メーカーが販売する下着を中心とした衣料品の縫製加工を手掛けている。この桜井では、2008年にベトナム現地法人「SAKURAI VIETNAM CO., LTD.(SV)」を設立しており、このベトナム現地法人を通じて生産能力を増強し、今後の市場拡大が見込まれているアジアへの事業の拡大を企図している。

JBICでは、この桜井のベトナム展開は、日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するものと判断した事から、桜井のベトナム展開を支援する事を決定した。今回の融資は、株式会社伊予銀行との協調融資により実施される。JBIC分の貸付契約は、融資金額2百万米ドルとなる。この融資は、ベトナム現地法人の設備増設への投資に充てられる。

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