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地方銀行の群馬銀行は、タイのバンコクに駐在員事務所を開設する事を発表した。
群馬銀行の取引企業の300社以上が東南アジアに進出しており、特にタイでは日本企業による産業集積が進んでいる。タイは昨年に発足したAEC(ASEAN経済共同体)における地理・経済の中心となる事からも、今後も更なる発展が見込まれている。群馬銀行はタイのカシコン銀行と提携する事により、自行の取引先企業のタイにおけるビジネスをサポートしていた。このサポートを更に強化する事を目的として、タイ現地に駐在員事務所を開設する事を決定した。
バンコクに開設する駐在員事務所は8月5日に開設される。当初は2人で運営し、取引先の現地進出や貿易取引のサポート・現地に進出している取引先のサポート・現地の金融や貿易関連の情報発信・現地における業務提携先との関係強化等を行っていく。群馬銀行の駐在員事務所は既にアメリカ・香港・中国には設立されており、このバンコク駐在員事務所の設立により4番目の海外拠点となる。
群馬銀行は、今後も取引先企業の東南アジアビジネスをサポートする体制を拡充していく方針である事を表明している。