国際協力銀がフジ日本のタイ展開を支援、パン・菓子等の製造・販売

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日本政府の政策金融機関である株式会社国際協力銀行(JBIC)は、フジ日本株式会社がタイで実施するパンおよび菓子などの製造・販売事業を支援するため、みずほ銀行との協調融資を実施することを決定した。

フジ日本株式会社は、2001年にフジ製糖株式会社と日本精糖株式会社が合併した会社となり、砂糖およびイヌリンなどの機能性食品等の製造・販売を行う中小企業である。同社は、経営の多角化の一環として、2014年にタイにおいて「DAY PLUS (THAILAND) CO., LTD」を設立し、賞味期限の長いパンや菓子の製造・販売事業を実施してきた。

このフジ日本では、タイ法人において新工場を建設し製造能力を高めることで、タイおよび海外でのさらなる事業拡大を図っていた。そのため、JBICは日本の産業の国際競争力の維持・向上に貢献するためにも、フジ日本の海外事業展開への支援を実施することを決定した。

今回の融資は、株式会社みずほ銀行との協調融資により実施され、協調融資総額は145,530千タイ・バーツとなる。融資される資金は、タイのアユタヤ県において実施するパンおよび菓子等の製造・販売事業に使用される。

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