MUFGらが野村ホールディングスのタイ子会社CNSの株式取得

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株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)および株式会社三菱UFJ銀行の連結子会社であるタイ王国の大手商業銀行アユタヤ銀行は、野村ホールディングス株式会社の在タイ連結子会社であるCNSの株式99.1%を取得する予定であることを発表した。

CNSは、個人・法人向けに有価証券のブローカー業務や資産運用アドバイザリーサービス等の金融サービスを提供する、タイにおける証券会社である。アユタヤ銀行は、在タイの連結子会社を通じて個人・法人向けに証券事業を展開しており、近年では銀証連携などによる同業務強化の他、グループ一体でのリテール事業強化を主要戦略として掲げていた。そのため、CNSの株式取得が行われることとなった。

アユタヤ銀行は、株主総会および関係当局の承認を前提として、2022年中を目途に他の株主が保有する残り0.9%を含む最大100.0%の株式を取得する予定であり、本取得にかかる金額は最大で総額5,501百万タイバーツ(約212億円)を見込んでいる。

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