国際協力銀は農業機械の製造・販売会社のタイ展開を支援

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日本の政策金融機関である株式会社国際協力銀行(JBIC)は、ファイナンス・リースを活用した中堅・中小企業の海外事業展開を支援する取り組みの一つとして、株式会社デリカのタイにおける事業展開を支援することを発表した。

長野県に本社を構える株式会社デリカは、堆肥散布、堆肥積込・散布、堆肥積込、堆肥運搬・積込、堆肥切返し、糞尿運搬・散布、糞尿運搬、マルチはぎ取り・回収、穀類の破砕・粉砕、肥料散布、野菜移植、作物の収穫、稲わら切断、高所作業、公道走行用灯火器、電動アシスト自転車などの製品を手掛ける企業である。

JBICは、このデリカのタイにおける事業展開を支援するため、三菱HCキャピタル株式会社のタイ王国法人「Bangkok Mitsubishi HC Capital Co., Ltd.(BMHC)」との間で、融資金額約355千米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結した。この融資はBMHCと締結済の日本の中堅・中小企業の海外事業展開支援のための投資クレジットラインに基づく個別契約であり、この融資は民間金融機関との協調融資により実施するもので、協調融資総額は約522千米ドルとなる。

融資される資金は、デリカのタイ法人であるTHAI DELICA CO., LTD.が実施する農業機械部品の製造・販売事業に必要な設備を、BMHCからファイナンス・リースで調達する際に必要な資金に充てられる。

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