茂木外相は中国・韓国・台湾・タイ等のTPP参加等の表明を歓迎

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茂木敏充外務大臣は、中国、韓国、タイ、イギリスなどがTPPへの参加意欲や参加検討を表明していることに対しては、歓迎するとともに高いレベルのルールを満たすことが可能であるかの見極めが必要であるとの旨の見解を示した。

記者から「来年に日本が議長国を務めるTPPについてお伺いします。習近平国家主席がTPPへの参加意欲を表明したのに続いて、韓国の文在寅大統領も検討する旨発言しました。タイや英国など、参加への意欲を表明している国も多くありますが、来年議長国として、こういった国に対してどのように対応していくか、お伺いします」との旨の質問が行われた。

この質問に対して、茂木外務大臣は「TPP11は、ハイスタンダードでバランスの取れた21世紀型のルールを世界に広めていく、こういった意義を有しております。まさに日本が主導してきて合意に至り、発効した経済連携協定になるわけでありますが、ここにきて参加に関心を示していた英国やタイ以外にも、今おっしゃった国であったりとか、台湾も含めて、様々なエコノミーによる関心表明がなされています。これはTPPの価値の高さ、評価されているということでもあり、歓迎をしているところであります。一方でTPP11、ルールの面でも高いレベルの内容となっておりまして、関心表明を行っているエコノミー、これがこうした高いレベルを満たす用意ができているかどうかについては、しっかりと見極める必要があると、そのように考えているところであります。日本、来年TPP議長国として、新規加入に関心を示すエコノミーの動向、そういった用意ができているかについても含めて注視しつつ、戦略的観点も踏まえながら、引き続きTPPの着実な実施、そして拡大に努めていきたいと思っております」との旨の見解を示した。

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