日本とタイは環境技術で協議、海洋プラスチックごみ等

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日本の環境省とタイの天然資源環境省は、1月14日から16日にかけて「日本・タイ環境ウィーク」を開催した。

「日本・タイ環境ウィーク」は、日本の環境省とタイの天然資源環境省による政策レベルの協議、民間企業が有する環境技術の紹介、官民合同のワークショップなど、各種イベントを集中的に行うことにより、日本が有する環境政策や技術、ノウハウ等をパッケージとして両国関係者間で共有し、タイにおける環境インフラの普及を促進することを目的として実施されたものである。具体的には、『第2回日本・タイ環境政策対話』『環境ソリューションセミナー、ビジネスマッチング』『環境関連ワークショップ、セミナー等』が開催された。

『第2回日本・タイ環境政策対話』は1月14日に開催された。この対話には、日本の環境省からは国際協力・環境インフラ戦略室長など、タイ天然資源環境省からはアサダポーン・ガイラパノン副事務次官などが参加した。この対話では、「大気環境管理」「水質管理」「海洋プラスチックごみ対策」「廃棄物管理」「気候変動及び温室効果ガスの管理」「保護地域管理」「環境ガバナンス」「水資源管理について」に関して話し合いを行った。次回の第3回政策対話は日本で開催することとなり、今後の協力分野などの詳細については引き続き調整することで合意した。

『環境ソリューションセミナー、ビジネスマッチング』は1月15日に開催された。このイベントには、日本からは佐藤ゆかり環境副大臣、環境省担当官、JICA、タイ天然資源環境省副事務次官、天然資源環境省、タイ関係省庁担当官、地方政府などの合計400名が参加した。このイベントでは、日本企業の環境インフラ技術及びノウハウをタイの国・地方政府及び民間企業に紹介するとともに、ビジネスマッチングの機会を設けるものであり、日本が有する様々な環境技術や取組を紹介するセミナーを開催した。

『環境関連ワークショップ、セミナー等』は1月16日に開催された。このイベントには、日本環境省、タイ天然資源環境省、JICA、地方政府、民間事業者が参加した。このイベントでは、海洋プラスチックごみ、廃棄物管理、気候変動適応、資源循環、大気汚染対策などをテーマとして実施した。

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