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シンガポールのリー・シェンロン首相(Lee Hsien Loong)は、南シナ海問題は仲裁裁判所の判決に基づき解決されるべきであるとの見解を21日に実施した施政方針演説(National Day Rally 2016)の際に述べた。
リー・シェンロン首相は施政方針演説の際に「シンガポールはASEAN(東南アジア諸国連合)における対中国調整国であり、両国は良好な友好関係を保っている友人であるが、南シナ海問題は仲裁裁判所の判決に基づき解決されるべきです。シンガポールは、フィリピン・ベトナム・マレーシア・ブルネイと異なり、南シナ海における請求権がなく直接的な利害関係者ではないため、独自の見解を持っているわけではありません。しかしながら、平和的に紛争が解決されるためにも、国際法に基づき解決されるべきです。中国政府は仲裁裁判所の判決を拒否する事を宣言しており、今までにも国際裁判所の判決に従わなかった国がありますが、シンガポールは国際秩序を守るという観点からも、他国からの圧力等に屈せずにこの判決を尊重するという立場をとる必要があります。」との旨の見解を述べた。
また、リー・シェンロン首相は「シンガポール政府とマレーシア政府も、シンガポール海峡のペドラ・ブランカ島の領有権問題を争い、国際司法裁判所(ICJ)で争った過去がありました。判決はシンガポール側の勝訴となり両国は結果を受け入れましたが、その後の両国関係にも問題はありませんでした。」との旨を述べ、仲裁裁判所の判決を受け入れる事が両国関係の悪化に繋がらない事を述べ、中国へ判決を受け入れるように呼び掛けた
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