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和菓子の製造販売を行い「とらや」の店舗展開を行う株式会社虎屋は、130年にわたり漢方薬を扱うシンガポールの老舗ユーヤンサン(余仁生)社をパートナーに迎え、同社の「燕の巣」を使った新たな菓子も販売したことを発表した。
株式会社虎屋は、室町時代後期から創業している老舗の和菓子屋であり、濃厚な羊羹を始めとした生菓子・焼菓子・干菓子などの人気商品を多数抱えており、固定ファンが多い事で有名である。国内には3工場(東京・御殿場・京都)を抱え、日本各地に販売店を出店している。
このとらやでは、東京ミッドタウン店ギャラリーにおいて11月2日から30日の予定で、特別展「体がよろこぶ和菓子」を開催する。この特別展に、1879年から創業し中国、香港、マレーシア、シンガポール、オーストラリアにおいて広く事業を展開している漢方薬を扱う老舗のユーヤンサン社が参加する。両社は今回の特別展に向けて、共同で美容と健康によいとされる「燕の巣」を用いた和菓子の限定商品を新たに2品作成した。作成した和菓子は以下である。
1.燕の巣入『燕舞羹』(えんぶかん)
卵白を使った淡雪羹と「燕の巣」入りの琥珀羹、青い琥珀羹を3層に重ね、白い雲、空を舞う燕、東南アジアの美しい海を表現した。
2.安納芋羹 燕の巣を添えて
旬の食材の安納芋と豆乳を使った芋羊羹を、特製御膳餡ソースと「燕の巣」とともにお召し上がりいただきます。