総理補佐官がシンガポールで日本産農林水産物の輸出促進

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画像提供:外務省
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宮腰光寛内閣総理大臣補佐官は、シンガポールに9月8日から11日の日程で訪問し、日本産農林水産物・食品の輸出促進に係る各種課題について政府関係者等と協議を実施した。

宮腰補佐官は、国家開発省で農食品獣医庁担当であるスン・シェリエン上級政務次官と会談を実施した。宮腰補佐官からは、福島第一原子力発電所事故に伴う日本産食品に対する輸入規制に関して、EUが昨年末に一部の品目を除き輸入規制緩和したこと、ブラジルが輸入規制を完全撤廃したこと、等を例に挙げて科学的知見に基づいた早期の輸入規制撤廃を要請した。また、農林水産物・食品の輸出促進に係る各種課題に関して日本側の考えを説明した。

宮腰補佐官は、シンガポール日本人会が主催する「夏祭り2018」に出席した。宮腰補佐官は挨拶で、出展されている日本食や日本文化を通じてシンガポールの方が日本の新たな魅力を発見する一助になることを期待する旨の挨拶を行った。また、ジェトロが主催する新しい泡盛カクテルの制作会に参加して現地酒類関係者とシンガポールにおける泡盛振興の方策や課題について意見交換を行うとともに、シンガポールにおける日本食材の流通・調達状況について日系及び現地小売店を視察した。

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