日本とシンガポールはスワップ取極を改正、両国の関係深化を期待

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日本の財務省とシンガポール金融管理庁は、「日=シンガポール間の二国間通貨スワップ取極」を改正した事を発表した。

日本の財務省とシンガポール金融管理庁では、金融危機などで資金が困った際に両国の通貨と引き換えに米ドルを提供する2国間通話スワップの協定の見直しを進めていた。両者はこの見直しに合意したため、新たにスワップ協定が改正されることとなった。

この協定が締結された事により、日本とシンガポール当局は必要な時に相互に米ドルと自国通貨を交換する事が可能となる。また、今回の改正によってシンガポール当局は、米ドルに加えて新たに日本円を流動性需要を満たすべく自国通貨と交換することが可能となった。この取り組みによる交換上限額は、シンガポールが30億米ドル相当、日本が10億米ドルとなっている。

日本の財務省とシンガポール金融管理庁は、継続的な金融協力の強化が、金融市場の安定の確保に貢献するとともに、中期的に日本円等を含むアジア通貨の使用を促すことになり、さらには拡大する両国間の経済・貿易関係を一層発展させることにも繋がる事を期待するとの声明を発表している。

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