日本はフィリピンの障害者のための学校整備を支援

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画像提供:在フィリピン日本大使館
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日本政府はフィリピンにおける障害者の社会進出支援の一つとして、中部のボホール州タグビララン市において障害者などの特別教育を必要とする人が入学出来る公立特別教育学校の整備の支援を実施していたが、この整備が完成した事により引き渡し式典を実施した。

フィリピンのタグビララン市にあるタグビララン市中央特別教育センターは、ボホール州において公立特別教育センターの認定を受けた唯一の学校である。この学校では、障害者への支援として裁縫・調理等の職業技能訓練も実施し、障害者の社会進出を支援していた。しかしながら、近年では入学希望者数が増加したために、教室が不足するという事態が発生していた。そのため日本政府は、この学校の教室を増加し既存設備などを増強する支援を実施する事を2014年3月に決定していた。

この支援プロジェクトでは、無償資金協力「ボホール州タグビララン市における障害者のための教室及び訓練室整備計画」として 約10万ドルを供与した。この支援では、5つの教室と職業訓練施設の新設を実施し、黒板・椅子等の備品一式を整備した。この支援が完了した事に伴い、約470人の生徒に対して快適かつ安全な学習環境を提供する事が可能となった。

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