ドゥテルテ大統領は有言実行だったがトランプ氏は口だけなのか

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画像提供:フィリピン政府
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アメリカ大統領選でドナルド・トランプ氏が勝利した事はフィリピンにおいても大きく報じられたが、フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領が選挙活動中に約束していた事に関して有言実行だった事に対して、同じく選挙活動中に過激な約束をしていたトランプ氏はどの様な対応をとるのかフィリピンメディアからは注目を浴びている。

ドゥテルテ大統領は、選挙活動中に「南シナ海問題は中国政府からの鉄道供与などの経済支援を受けたうえで和解する」「麻薬撲滅のために麻薬密売人や麻薬常習者などは逮捕せずに殺害する」などの過激な公約を掲げていた。これらの公約はドゥテルテ氏を支持しない層からは大きな批判を受け、当初は大統領選に勝つ見込みは低かったが、最終的にはドゥテルテ氏は大統領選に勝利し、今年の6月30日にフィリピン大統領に就任している。ドゥテルテ氏が選挙活動中に約束していたことは、大統領選に勝つためだけに述べていた事であり就任後は過激な言動は行わないだろうとの予測も多かったが、これらの予測を裏切りドゥテルテ氏は有言実行をしている。

フィリピンメディアは、ドナルド・トランプ氏が大統領選に勝利した事に対して大きく報じている。トランプ次期大統領のフィリピンに対しての方針はまだ明確にされておらず未知数であるが、トランプ次期大統領はオバマ大統領と違い人権問題を取り上げない可能性が強いため、関係が改善する可能性が高いとの見方もされている。また、トランプ次期大統領は選挙活動中に過激な発言と公約を行っていたが、ドゥテルテ氏のように有言実行するのか、それとも口だけであるのかという意味においても注目している。

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