比は露へバナナ輸出を強化し国交強化へ、南シナ海問題も念頭に

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フィリピン財務省は、ロシア政府との国交を強化するために、フィリピン産バナナ等の農作物をロシアへ輸出する事を強化する方針である事を発表した。

フィリピン政府は南シナ海の領有権問題を中国政府と争っているが、フィリピンのアキノ旧大統領がアメリカ政府との協力を元に中国政府と争っていたのにたいして、今年の6月30日に就任したロドリゴ・ドゥテルテ新大統領は中国政府とロシア政府との国交を深めたうえで、この問題を解決すべしと方針を打ち出している。自国内の防衛装備なども中国やロシアから購入する可能性もあるとしており、アメリカ一辺倒の国交を行うのではなく、全方位外交を行う事を明言していた。

今回のフィリピン財務省の発表によると、フィリピン農産業の発展のためにも、伝統的な輸出製品であるバナナの輸出を強化する事は必須であり、気候的な問題で自国内で大量の果物を作成出来ないロシアは、バナナなどの農産物が豊富にとれるフィリピンにとっては良き貿易相手となるとしている。そのため、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領がロシアとの国交を強化すべきとの方針に従うためにも、ロシアへのバナナ輸出を強化していくとしている。

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