日本はフィリピンにレモングラスオイル蒸留施設を供与

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画像提供:在フィリピン日本大使館
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日本政府は、フィリピンの西ネグロス州のレモングラスオイル蒸留施設建設計画を支援していたが、この支援が完成した事に伴い引渡式典を実施した事を発表した。

フィリピンのネグロス州は、国内最大級のサトウキビ産地となっている。しかしながら、ネグロス州カワヤン町マンボグサイ村においては、他の州とは異なりサトウキビ栽培に適していない地域であったため、この地域の農民達は貧困に悩まされていた。そのため日本政府は、この地域の栽培をサトウキビからレモングラスに変更させるための活動を支援する事を決定した。

この支援は、草の根・人間の安全保障無償資金協力「西ネグロス州におけるレモングラスオイル蒸留施設建設計画」として、2013年3月5日に約621万円を供与する事を決定していた。この支援では、レモングラスオイルを精製するための施設・蒸留機・収穫物運搬車両整備等を実施した。この支援が完了した事により、地域農家の生計向上が見込まれる。農家の生活が安定することにより、家族の教育環境や健康環境も向上し、農家の貧困解消に大きく寄与することが見込まれている。

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