麻薬撲滅のために千人殺しただけで騒がれるのは迷惑だ、比大統領

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画像提供:フィリピン政府
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フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Roa Duterte) 大統領は、国内の麻薬撲滅のために警察および自警団が多数の麻薬売人などを殺害している事を国内外の人権団体と国連などが批判していることにたいして、麻薬撲滅のために犯罪者を殺しているだけであり千人殺しただけで騒がれるのは困るとの旨の見解をフィリピン国家警察(PNP)の式典で述べた。

ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は、大統領選の時点から麻薬売人の殺害などを積極的に実施し麻薬撲滅を推進していく事を宣言していた。ドゥテルテ大統領は当選直後から宣言通りに麻薬撲滅のために麻薬売人と麻薬常習者の殺害を行うよう警察に要求しており、自警団も大統領の意思に沿い麻薬売人の殺害を実施していた。ドゥテルテ大統領は麻薬売人を殺害した警察が罪に問われないように警察官達には「麻薬取り調べの際に容疑者が抵抗した場合には、遠慮なく射殺して構わない。これは麻薬撲滅のためには必要な事である。射殺してしまった場合でも、警察官が罪に問われないように政府はあらゆる方策を講じて守るため、安心して職務を遂行して欲しい。」との旨を以前から説明していた。

17日に開催されたフィリピン国家警察(PNP)の式典においてドゥテルテ大統領は「警察の方々は麻薬撲滅のために協力してくれて感謝する。しかしながら最近は国内外の人権派団体や国連がこの問題に干渉し、私達が犯罪者であるかのような事を言ってくる。これは内政干渉である。私たちは麻薬撲滅のための活動を進めているだけであり、殺した人数も1000人程度である。私たちは外部の声に負けず麻薬撲滅のための活動を進めていかなければならない。」との見解を述べた。

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