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日本の天皇皇后両陛下は、日本政府とフィリピン政府の国交正常化60周年を祝い、戦没者への追悼式に参加することなどを目的として26日から30日の日程でフィリピンに訪問するが、この訪問をフィリピン政府は国を挙げて最大限の敬意を持って歓迎すると発表した。
天皇皇后両陛下は、26日に東京を出発した後に、同日にマニラに到着し、27日、28日はマニラに滞在する。29日はカリラヤやロスバニョスに訪問し、30日にマニラを出発し東京に到着する予定である。フィリピンに滞在中は、歓迎会や晩餐会に参加し、戦没者への慰霊も行う予定である。
以前のニュース(フィリピン政府は天皇皇后両陛下の訪問を歴史的な快挙として歓迎)でも報じているが、フィリピン政府は天皇皇后両陛下の訪問を国を挙げて歓迎すると発表していた。天皇皇后両陛下の訪問を間近に控えた24日には、改めて訪問を歓迎する旨の声明を発表している。
この声明によると、フィリピン政府は日本政府を不動のパートナーとして認識しており、日本国民の人々は我々の良き友人であると認識している。日本政府からのフィリピン政府への多額の政府開発援助(ODA)により、フィリピンの経済成長が果たされていることに感謝している。また、経済面への支援のみならず、ミンダナオ地域の和平のための支援、フィリピンに民主主義を根付かせるための支援などの様々な面で日本は支援しており、両国の関係は年々深まっている。今回の日本の天皇、皇后両陛下の訪問は、フィリピン政府にとっても2016年における最重要事項のひとつであり、両国の関係を更に強化することに繋がることからも、国を挙げて最大の敬意を持って歓迎する。
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