フィリピンのカリラヤで日本人戦没者慰霊祭を実施

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画像提供:厚生労働省
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第2次世界大戦の激戦地だったフィリピンでは、日本人およびフィリピン人の両国の戦没者の慰霊を実施するため、在フィリピン日本国大使館の主催によりルソン島ラグナ州のカリラヤ日本人戦没者慰霊園にて戦没者慰霊祭を毎年実施しているが、2015年の今年も「日本人戦没者慰霊祭」を8月15日に実施することを在フィリピン日本国大使館は発表した。

フィリピンでは第2次大戦の激戦地となり、ルソン島などで日本とアメリカ軍が交戦したため、フィリピン人の約100万人、日本人の約50万人の合計150万人が死亡したとみられている。また、戦前からフィリピンに移住した日本人もおり、日系2世・3世が在住している。これらの日本とフィリピンの両国の戦没者を悼むとともに両国の平和と友好を祈念するため、昭和48年3月28日に「比島戦没者乃碑」が建立されていた。なお、この施設の維持管理は、日本の厚生労働省がフィリピン電力公社に委託して、慰霊碑の掃除、敷地内の除草、周辺植栽の伐採、巡回などを実施している。

【開催概要】
日時:2015年8月15日(土)午前9時30分~10時
場所:カリラヤ日本人戦没者慰霊園(慰霊碑前)
   通称「Japanese Memorial Garden」
住所:Caliraya, Cavinti, Laguna(ラグナ州カビンティ・カリラヤ)
式次第:日・比国歌斉唱、黙祷、追悼の辞、献花(参加者全員:花は当館にて用意いたします)、閉会の辞

※この戦没者慰霊園に参加を希望する人は、8月7日までに在フィリピン日本国大使館領事班の戦没者慰霊祭担当への連絡が必要

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