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防衛省の統合幕僚監部と自衛艦隊は、自衛隊とフィリピン海軍との間で日比共同訓練を6月14日に実施したことを発表した。
自衛艦隊によると、護衛艦「たかなみ」は、日本の重要な海上輸送路の一つである南シナ海における訓練を通じて、部隊の戦術技量の向上及び各国海軍との連携強化を図った。また、航行の自由及び上空飛行の自由を支持するとともに、国連海洋法条約(UNCLOS)に反映された国際法上の海上における権利を尊重するこのような協調した活動によって、『自由で開かれたインド太平洋』の実現に向けた各国共通の価値観と強固な意志を示したとしている。参加した部隊は、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」比海軍はフリゲート艦「ミゲル・マルバー」となる。
なお、フィリピン政府は、この日比共同訓練に関し、「フィリピンとそのパートナー諸国が二国間または多国間の海上活動を行うたびに、中国は必ず悪意ある影響力を行使したり、フィリピンの海域付近でパトロールを実施したという偽のニュースを流したりします。私たちが監視していたのは、彼らが不法に滞在し続けている状況です。彼らは第一に、国内の聴衆に訴えかけ、国民の支持を獲得し、愛国心を高め、中国共産党の権力を永続させるためにこの活動を行っているのです」との旨を述べた。