フィリピンで柔道連盟会長等に日双光章等を叙勲

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画像提供:在フィリピン日本国大使館
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在フィリピン日本国大使館は、デビッド・カーター元フィリピン柔道連盟会長への旭日双光章、ホスエ・シム・ズニエガ弁護士への旭日単光章の叙勲伝達式が大使公邸で4月21日に開催されたことを発表した。

旭日双光章が授与されたデビッド・カーター氏は、フィリピンにおける柔道の普及及び日本・フィリピン間の友好親善に貢献してきた功績により叙勲された。カーター氏は、フィリピンにおける柔道の振興と発展において重要な役割を果たしており、日本の講道館のメンバーであり、2001年から国際交流基金のスポーツ・フェローを務めていた。さらに、アジア柔道連盟のスポーツ・ディレクターとして、また国際柔道連盟のメンバーとしても活動を続けていた。カーター氏の柔道への献身は、特にスポーツ協力の分野において、日・フィリピン関係の深化と拡大の道を開いた。

旭日単光章が授与されたホスエ・シム・ズニエガ氏は、フィリピンにおける日系人の福祉向上に貢献してきた功績により叙勲された。ズニエガ氏は、認定特定非営利活動法人フィリピン日系人リーガルサポートセンター(PNLSC)マニラ事務所法律顧問として、2008年から3,800人以上のフィリピン日系人の情報収集を行い、そのうち約1,500人の日本国籍回復を始めとする地位向上及び日本とフィリピンの相互理解促進に尽力していた。また、PNLSCでの活動に加え、長年にわたり在フィリピン日系企業や在留邦人の円滑な活動にも寄与していた。

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