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在フィリピン日本大使館は、フィリピンの東ミンドロ州ソコロ町のルテボロ・ナショナル中等学校における教室整備計画が完了したことにともない、引渡し式典を開催したことを発表した。
フィリピンのルテボロ・ナショナル中等学校では、2016年にフィリピン全国で中等教育期間を4年から6年に延長する新たな教育制度が導入されて以来、深刻な教室不足に陥っていた。同校における1教室あたりの平均生徒数は、教育省が定める定員を大きく超えており、授業時間を短縮しクラスを午前と午後に分ける2シフト制の導入、体育館における仮設教室の設置など、同校では一時的な対応を採用していたが、生徒に適切な学習環境が提供されているとは言えない状況であった。
そのため、日本政府は、草の根・人間の安全保障無償資金協力「東ミンドロ州ソコロ町ルテボロ・ナショナル中等学校における教室整備計画」を実施することを決定していた。この支援事業ではルテボロ・ナショナル中等学校において2校舎9教室の建設及び備品整備を行うことを目的に、180,602米ドル(約2,000万円)をソコロ町に供与した。
この事業により、同校の11年生及び12年生が新教育制度に基づく専門科目の履修において適切な学習環境で学業に励むことができるようになる。また、中等学校では本資金協力で新設したもの以外にも、ソコロ町と教育省の予算で不足していた残りの教室の整備も行われ、現在はすべての学年の生徒に安全で適切な学習環境が提供されている。
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