フィリピンと初の外務・防衛閣僚級会合『2+2』を開催

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画像提供:防衛省・自衛隊
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岸防衛大臣は、第1回日・フィリピン外務・防衛閣僚級会合を4月9日に、防衛相会談を4月7日に開催することを明らかにした。

4月5日に実施された防衛大臣記者会見の際に、岸防衛大臣は、「今月9日に、フィリピンとの間で『2+2』を行います。また、これに先立ち、7日に、ロレンザーナ国防大臣と対面で日比防衛相会談を実施をいたします。会談では、地域情勢や二国間防衛協力・交流について議論をしたいと考えています。また、『2+2』の実施は、フィリピンとの間では初めて、東南アジア諸国の中では、インドネシアに次いで2か国目となります。今回の一連の会談を機に、安全保障上、大きな意義を有する同国との協力関係を更に発展させていきたいと考えています」との旨を述べた。

その後の質疑応答の際に、記者から「『2+2』、フィリピンと開催という件についてですけども、ウクライナ情勢であるとか、あるいは今大臣が言及された東アジアの安全保障環境の変化を踏まえて、このタイミングで『2+2』を初開催する意義について改めて教えていただければと思います」との旨の質問が行われた。

この質問に対して、大臣は「フィリピンは、南シナ海の沿岸国であるほか、わが国と同じく米国との同盟国であります。FOIPを維持・強化する上で大変重要な国だと思っています。今回の一連の会談を機に、安全保障上、大きな意義を有する同国との二国間関係を更に発展させていきたいと考えております」との旨の見解を示した。

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