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日本の農林水産省は、フィリピンからの家きん肉などの一時輸入停止措置を2月22日に講じることを発表した。
農林水産省の発表によると、フィリピンの家きん飼養農場において、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1亜型)の発生が確認された旨、フィリピン家畜衛生当局から国際獣疫事務局(OIE)に通報が行われていた。
そのため、日本政府は、本病の日本への侵入防止に万全を期すため、令和4年2月22日にフィリピンからの家きん肉等の輸入を一時停止した。生きた家きんについては、2国間で輸入条件が設定されていないため、従前より輸入できない状況である。
なお、発生国・地域から生きた家きん、家きん肉等の輸入を停止するのは、日本で飼養されている生きた家きんがウイルスに感染することを防止するためであり、食品衛生のためではない。