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フィリピン政府は、フィリピン国民の成人のワクチンへの信頼度が51%まで高まったことを発表した。
フィリピン政府の発表によると、昨年におけるワクチンへの信頼度の調査結果は32%であったため、今回の調査結果では大幅に信頼度が高まったとしている。現時点でのフィリピン全土での1日のワクチン接種回数が22万回に達しており、3,688カ所の予防接種センターでは予防接種が順調に行われているとしている。また、医師やその他の医療専門家を招いて、予防接種のメリットについて語るミーティングも開催している。
フィリピン政府の見解によると、国民のワクチンへの信頼感が高まったのは、国・地方自治体・医療関係者・その他の関係者が一丸となって、ワクチンを接種することの利点、パンデミックの終息に向けた政府の全体的な戦略にとってなぜワクチン接種が重要なのかなどについて、国民に情報を提供したことが鍵となったと分析している。また、インターネットに接続できない人や、端末を持っていない人でもワクチン接種を行えるような取り組みも進めているとしている。