医療従事者の2カ月間を免税、フィリピン下院で法案提出

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画像提供:フィリピン政府
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フィリピンの下院議員は、新型コロナウイルスに対して最前線で働いている医療従事者を支援するため、医療従事者の所得が2カ月間は免税となる旨の法案を提出した。

法案を提出した議員によると、この法案は雇用形態を問わずに幅広い意味での医療従事者を対象としたものとなり、対象となった人は2カ月間は非課税となる。議員は、新型コロナウイルスに対して最前線にいる医療従事者は感染に対して非常に脆弱であり、従事者たちは自ら進んで危険な状況に身を置いているため、これらの人々に感謝の気持ちを示すのであれば、従事者たちにこの報酬を与えることは正しいものであるとの旨の見解を述べた。

フィリピンにおける新型コロナウイルスの感染者は、4月29日の時点で合計8,212人となっており、死者は558人、回復した者は1,023人となっている。フィリピンでは、医療従事者の感染者数が約15%となっており、他国と比較して医療従事者の感染率が高いものとなっている。医療従事者の感染率が高いのは、医療従事者のマスクや防護服などの医療装備が不足しているとともに、医師の数が不足しているためとされている。

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