フィリピンの噴火被害への緊急援助物資を引渡し

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日本政府からフィリピン政府に対して、フィリピンのタール山噴火被害に対する国際緊急援助の供与物資を引き渡すことにともない、引渡し式典が開催された。

フィリピンでは、1月12日にバタンガス州タール山の火山活動が活発化して水蒸気爆発が発生し、農作物などに多大な被害が出るとともに、現在でも10万人以上が避難所に退避している。日本政府では、人道的観点と日本とフィリピン間の友好関係を鑑みて、緊急援助を行うことを決定していた。この緊急援助物資が1月29日にマニラへ到着したことにともない、物資の引渡式が開催されることとなった。

開催された引渡式には、フィリピン側からはロランド・バウティスタ社会福祉開発大臣が、日本側からは駐フィリピン山本恭司臨時代理大使、和田義郎JICAフィリピン事務所長らが出席した。引渡式では、フィリピンのバウティスタ社会福祉開発大臣から、日本の迅速な支援に対する深い感謝の意が示され、到着した物資は速やかに甚大な被害を受けたタール火山周辺の被災地に配送する旨が述べられた。山本臨時代理大使からは、今回の火山噴火被害が一日も早く収まることを希望する旨が述べられた。今回供与した援助物資は、フィリピン政府により被災者に届けられる。

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